トルコ・スウェーデン旅行記2023 ~トルコ編~

投稿者: | 2023年10月5日
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 2023年9月,1人でふらっとトルコとスウェーデンを訪問してきました.

 今まではスカンジナビア航空,成田-コペンハーゲン便(現在は羽田空港に発着)を利用していたのですが,今回はスカンジナビア航空の破産騒ぎで羽田-コペンハーゲン便が予約が困難でしたので,トルコのターキッシュ航空,羽田-イスタンブール便でストップオーバー,イスタンブールからコペンハーゲン便を予約しました.

 ターキッシュ航空はストップオーバープログラム「よっ得!イスタンブール」を実施しており,なんと最大2泊ホテル無料!今回はイスタンブールとギョレメ(カッパドキア)を訪問,スウェーデンはストックホルム,ルンド,マルメを訪問しています.

 今回は,誰の得にもなりませんが,旅の忘備録として写真で旅程を振り返ってみたいと思います.旅程や宿泊など,あまり参考にならないかと思いますが,雰囲気が伝われば嬉しいです.

 

 イスタンブール世界遺産の一つ「ブルーモスク(スルタンアフメト・モスク)」です,写真だといまいち魅力が伝わりにくいですが「世界で最も美しいモスク」の名の通り,本当はもっときれいです(苦笑).

 訪問時,朝早い時間だったにも関わらず観光客でごった返していましたが,想像していたよりも待たずに入れました.お祈りに来るイスラム教徒の方とは別の入り口から入ります.男性は短パン禁止で,靴を脱いで入ります.女性も同様で,かつ頭にスカーフなどを巻いて入ります。

 写真の方はイスラム教徒で,観光客が入れない場所でお祈りしています.幻想的で本当にきれいです.

 

 

 ブルーモスクをあとにして,カフェで一服した後,イスタンブールのグランドバザールに行ってみます.東南アジアの市場をキレイに整備した感じです.洋服やお土産もありますが,金とか装飾品が多い印象です.女性はお土産を買うのに良いのかもしれません.

 

 イスタンブールのB級グルメ,「鯖(サバ)サンド」を食べにグランドバザールを抜けて,ガラタ橋まで歩いて向かいます.日本人だと思われたのか,店のおじさんに「サバサンド,オイシイ」と声をかけられます.「鯖サンド」は鯖の塩焼きとレタスとタマネギをパンに挟んだだけのものです.

 トルコ語で「Balik Ekmek」つまり「魚パン」です.塩とレモンをかけて食べます.当たり前なんですが,中に挟まれている鯖の塩焼きは,日本で食べる鯖の塩焼きと同じ味です.鯖サンド,おいしいかと言われると,それほどでもありません.

 

  鯖サンド屋さんがあるエミノニュ広場から見た,ボスポラス海峡とアジア側の街並み.キレイですよね.海なし県に住んでいる私は海を見るだけでワクワクします.

 イスタンブールは実質滞在日数1日なので,グランドバザールとか街並みを見て,カフェに入って,鯖サンド食べて終わり.Google mapで観光地から外れたホテルの近くのハマムを探したのですが,閉店したらしく,やっていませんでした.イスタンブールはきっとトランジットでまた来ることがあるので,ハマムはまたの機会にリベンジします.

 

 2日目はホテルで優雅な朝食…を食べれずに,早朝にイスタンブール国際空港からカッパドキアの玄関口ネヴシェヒル空港へ国内線で移動します.世界遺産カッパドキアは日本で現地ツアーを申し込んでおいたのですが,まさかの運転手さん,ガイドさん,そして私の3人だけでマイクロバス!という贅沢をしました.実質1日しかいないので,効率的に観光するには現地ツアーに参加してしまうのが楽でおすすめです.

 紀元前に作られて1963年!に初めて発見された「カイマクルの地下都市」です.教会,貯蔵庫,ワインを作る場所やキッチンなどがあります.敵の侵入時に閉じられるように石の扉があります.ガイドさんがいなければ迷ってしまいそうなほどに深く広い地下都市です.日中は大混雑するとのことで,ここは朝イチで訪問されることをお薦めします.圧巻です.

 

 カッパドキアの旧市街です,この景色が見られる場所はカフェになっていたりします.ガイドさんは他のガイドさんとお茶したりします.

 

 

 トルコには日本で見るドネル(回転)ケバブもありますが,ケバブというのは「肉料理」を意味するようで,これは壺ケバブ,羊肉の煮込みです.カッパドキアの名物らしく,ツアー客が訪れています.新婚旅行っぽい幸せそうな日本人カップルの方がいました.食事の時は,一人旅が寂しいと思う瞬間です.

 

 

 カッパドキアの大地は火山灰とのことで農作物が育たないらしいです.そこで,鳩の糞を混ぜることでブドウ畑にするらしいのです.この奇岩には鳩の糞を集めるために穴が開いていて,1年に1回掃除して鳩の糞を回収するのだとか.鳩の糞を回収するのは大変そうだなぁと感じました.

 

 

 頭の部分が落ちそうで落ちない奇岩.頭の部分はそう簡単に落ちないけれど,でも何百年・何千年とたてば落ちるかもねと.

 

 カッパドキアの景色は壮大です.写真ではなく,ここでしか見られない風景がある.旅の醍醐味です.

 

 カッパドキアの夕日スポット「ローズバレー」で夕日を見てツアー終了です.カッパドキアで見る夕日は,カンボジア,アンコールワットで見る夕日のように幻想的でした.

 

 最終便でイスタンブール国際空港に戻ります.カッパドキアの玄関口ネヴシェヒル空港は,南米の小島の空港のような小さな&小さな空港です.私が今まで利用した中で過去一,小さい空港でした.

 

 

スウェーデン編に続く