今回は予防歯科とは何の関係もなく、職場(クリニック)で買って＆使ってよかった、おすすめ清掃道具をご紹介したいと思います。職場でもおうちでも、ぜひどうぞどうぞ。
１．コードレス掃除機
「マキタコードレスクリーナーCL100DW」：実売12,033円(Amazon2021年8月20日現在)
東京駅で新幹線の清掃を担当するTESSEI(JR東日本テクノハート)がマキタを使っているのをみて購入しました。新幹線清掃は停車時間に短時間にキレイにしなければなりませんし、一日何回も清掃に入るわけです。当然、軽量で耐久性に優れる製品じゃないといけないわけですから、歯科医院での掃除にも十分に使えるだろうと思ったわけです。2014年に購入して2021年の今でも毎日使っていますので7年目です。充電器も購入当時のものを充電し使用し続けています。ササっと掃除するには最適です。
良い点
・単純なメカニズムなので壊れにくい
・充電池(10.8V)が掃除機専用ではない(例えば芝刈り機にも使える)ので、すぐに終売になる可能性が少ない。
・充電器が劣化してきたら充電器だけ購入できる。
・圧倒的に軽い！
悪い点
・吸引力はやや弱い(大きめのシュレッダーゴミをギリ吸うくらい)
・掃除している間はトリガーを押し続けなければならない(逆にササっと掃除するには良い)
マキタのコードレスクリーナーはバリエーションが世界一あります(多分)。なぜならモデル、バッテリー容量、ダストボックス形状、バッテリー・充電器の要・不要、色のバリエーションが多いからです。悩むと思いますが使用用途(誰が、どんな時に、主に何を吸いたいか、使用時間)で選ぶとよいと思います。
実は、家ではより進化したマキタのCL107FDSHWを使用しています。
CL100DWのボディー色がアイボリーなんですが、こちらはホワイトです。暗い所でもお掃除できるようにLEDライトが付いています(必要かどうかはよくわかりません)。こちらは弱・標準・パワフルのモードが選べ、ボタンを押せばずっと押していなくてもよいタイプです。今、買うならこっちのほうがよいのかも。AmazonならバッテリーV(吸引力・重量が変わる)、カプセル式・紙パック式とか、充電器の要・不要も簡単に選べます。上でご紹介したCL100DWよりやや重いので、気になる方はそちらを。
２．ロボット掃除機
「Anker Eufy RoboVac 11S」：実売17,800円(Amazon2021年8月20日現在)
中国のシリコンバレーと称される深圳のモバイルバッテリーメーカーAnkerのロボット掃除機です。Googleの技術者だった中国人によって創業され日本にもアンカー・ジャパンを設立しています。所謂安かろう悪かろうの粗悪コピー製品ではなく、世界でAnkerブランドは認知されています。
朝の掃除時間や昼休みに２台のRobo Vac 11Sがクリニックの床をキレイにしてくれています。Anker製なので信頼して自宅で2台、職場で2台の計4台購入しています。この機種のよいところは「安い」「壊れにくい」「本体が薄い」です。もちろんゴミもキレイにしてくれています。最初に買った11Sが2019年8月なので、２年間毎日使えています。たまにユニットのフットペダルとかに躓いていることがありますが、床の隅々まで掃除してくれます。
良い点
・ル〇バよりも圧倒的に安い
・ガツガツぶつかりながら移動しない
・長持ちする
・軽い
・薄い
悪い点
・フットペダルとかユニットの足置きとか戸棚に引っ掛かってしまうことがある。
あんまり悪い点がない・・・。
実は、自宅では11Sとともにモップ付きのG10 Hybridも稼働してます。amazonのセールで安くなることがあるので，ぜひお薦めです．
⇒2023年現在，G10Hybrid 2台とG30 Hybrid 1台の3台体制になっています．水拭きがやっぱりいいです．
基本は11Sの躯体を流用していると思われますが、動きは少し進化しているように感じます。11Sのボディーに小さなモップが付いていてボトルに水や洗剤を入れておけばモップに染み出して水拭きが出来るという代物です。スマホアプリを入れておけば、出先からコントロールすることができます。モップ機能は雑巾(マイクロファイバー)を引きずるだけなのでおまけ程度ですが、このG10 Hybridもすごくお薦めです。
３．バキューム・パイプクリーナー
「NICHIGA(ニチガ) 酸素系漂白剤 5ｋｇ（過炭酸ナトリウム）」 ：実売2,200円(Amazon2021年8月20日現在)
ユニットのバキューム・パイプ洗浄用途に日本ガーリック(Made in群馬)の過炭酸ナトリウムを使用しています。某有名ユニットメーカー純正のパイプクリーナーにも採用されている過炭酸ナトリウムですが、この商品は5Kgで2,200円と安くものすごく長く使えます。使い方はユニット1台につき粉10gをお湯300mlで混ぜます。そうすると発泡(酸素の泡)してくるので、これをパイプに流します。数分放置した後、300mlのお湯で流します。え～面倒くさいよという方は薬液を流してユニット掃除してお湯を流せばよいです。
5kgを買うと約500ユニット(回)分使用できます。この洗浄剤を使って約１年、某通販の安いバキュームクリーナーでしょっちゅう詰まっていた配管のフィルター部を先日、覗いてみたらドロドロがいっさい無くきれいに洗浄されていました。反応した後は水と酸素になりますからエコですし配管にもやさしい。匂いも取れます。ニチガの過炭酸ナトリウムは品質がよく「安く」て「優しく」て「きれいに」なるのでおすすめです。これさえあれば、洗濯槽の洗浄にも使えますし、流し台の配管洗浄にも使えます。つけ置きして食器もきれいにできます。一石三鳥以上ですね。
実はこの過炭酸ナトリウムに塩素(ハイター)を入れるとすごい発泡します。しかし、配管の中で発泡させたいわけですから、流す前に発泡させちゃうのはあまり意味ないような気がします。でも、おれは発泡させたいんだぁという方はやってみてください。
４．マイクロファイバー
「Amazonベーシック マイクロファイバー クリーニングクロス(24枚)」 ：実売1,697円(Amazon2021年8月20日現在)
水色/黄色/白色のマイクロファイバーが３色入っていますので、清潔度によって使い分けています。例えば、CTなどは青色、ユニットは黄色、雑巾的な使い方に白とか。別になんの変哲もない普通のマイクロファイバーなんですけれど、3色くらいが複雑にならずにいい感じです。12枚・24枚・36枚・48枚セットがあります。24枚だと1枚70円です。普段は1,697円なんですが、タイムセールだと1,500円くらいになります。まぁ何も考えずに、とりあえず買っても損しないと思います。
５．マルチクリーナー
「業務用マルチクリーナー マイペット 4.5L」：実売981円(Amazon2021年8月20日現在)
床はもちろん、ユニットの合成皮革やCTのボディーなんかにも使えるマルチタイプの洗剤です。50～200倍に希釈するタイプなのでず～っと使えます。３、４年もちそうな勢いです。予め希釈して別の容器に入れておけば簡単です。クリニックの床が夏の暑さのせいか観葉植物の樹液？でベトつくのですが、マイペットを使うとキレイになります。主成分なのですが、陰イオン系界面活性剤に分類されるアルキルエーテル硫酸エステルナトリウムです。所謂，石鹸とか洗剤ですね。消毒とかそういうのはないです。２度拭きも不要です．
希釈が不要な「かんたんマイペット」はアルカリ性で「除菌」が謳えます。どうしても薄めるのが面倒くさいよ、除菌や除菌！という方はこちらをどうぞ。ただ、圧倒的に普通のマイペットのほうがおトクです。
今日はクリニックで買ってよかったおすすめの清掃用具５選という記事を書いてみました．
実は６月に書いた記事なんですけれど，この暑さで夏バテしたり，夏野菜の収穫で時間が取れず，やっと公開にだどり着きました．
次は真面目な記事を書こうと思います・・・．