【考察】本当にナチスの収容所では水道にフッ素(フッ化物)を入れられたのか ~反フッ素派の主張を考察する~

投稿者: | 2022年1月4日
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 反フッ素論者の主張に「収容所からユダヤ人の脱走を防ぐため・従順にさせるための精神薬として水道水にフッ素を混入した」「世界で初めて水道水フロリデーションを実施したのはナチスだ」というものがあります.反フッ素論者にとっては,フッ素(フッ化物)をナチが使用した危険な薬品なのだという主張を支持する,この上ない歴史的な事実のように見えます.しかし,この主張は本当に起こったことなのでしょうか?今回は従来通りPubmedによる文献検索に加え,海外の関連Web検索,ポーランド訪問,博物館関係者にインタビューした情報をもとに,この件について考察してみたいと思います.

 ※なお,本稿はナチによる残虐行為を擁護したり,残虐行為が無かったと主張したり,ナチやヒトラーを崇拝するものでは決してありません。

1.どうやってナチによる陰謀論が創作されたか.

 米国の事実検証サイト「Politi Fact」の記者であるBecky Bowers(ベッキー・バウワーズ)の記事1)によると,この主張は1987年に自費出版された小冊子「The Dickinson Statement(ディクソン声明)」の著者であるIan Edward Stephens (イアン・エドワード・スティーブンス)※1によるものとしています。この小冊子「The Dickinson Statement」は,その抜粋が「FLUORIDATION: Mind Control of the Masse s(フロリデーション:大衆のマインドコントロール)」として現在もWeb上でダウンロード可能になっています2)

 最初に水道水フロリデーションに関するナチによる陰謀論が記載されたこの小冊子「The Dickinson Statement」は,どのような内容だったのでしょうか?そもそもDickinson Statement(ディクソン声明)とは,水道水フロリデーションに反対するオーストラリア・ビクトリア州議会議員であるハーレー・リヴァース・ディキンソン(Harley Rivers Dickinson)が,当時,知事が行った議会演説に対する答弁のことのようです.現在,小冊子「The Dickinson Statement」は入手不能ですので,12ページに抜粋されWeb上に公開されている「FLUORIDATION: Mind Control of the Masses」を読んでみました.

 物語は第二次世界大戦終戦間近,米国政府によりCharles Eliot Perkins(チャールズ・エリオット・パーキンス)なる科学者がドイツに派遣された.「ドイツのファルベン化学工場でドイツ人科学者から『フッ化物を水道水に投与するとやがて抵抗性が低下し麻薬のように中毒となる.支配者の意志に従順になるのだ』と聞かされた」という内容3)です.ちなみに該当する科学者が実際に存在し米国政府からドイツに派遣されたかどうかは不明ですが,ファルベン化学工場は戦前・戦中にInteressen-Gemeinschaft Farbenindustrie AG(IGファルベン社)として実在していました.

 パーキンスが派遣されたIGファルベン社はIGが冠されているとおりInteressen-Gemeinschaft,つまり複数の企業の集合体である「利益共同体」であり,IGファルベン社は1925年に9社の企業・工場によってできた利益共同体です.考察を進めるにあたり,パーキンスがIGファルベン社のどの工場,どの部門に派遣され,どの科学者からその話を聞いたのかが重要なポイントとなってきますが,残念ながら,そのあたりの記録はありませんでした.

 この小冊子は歴史や化学の研究者によるものではなく,反フッ素論者による水道水フロリデーション反対のための著作であり,曖昧で科学的裏付けを持つものではありません.

 

 ※1イアン・エドワード・スティーブンス(Ian Edward Stephens:1921-1989)
 オーストラルアのメルボルン生まれで,機械工学を学び大戦中は航空機や爆撃機の改造に携わったが,晩年,健康を損なった彼はフロリデーションや予防接種,農薬の危険性などについてオーストラリアの政治家や新聞,団体等に手紙を送り続けた4).というなんとも怪しい経歴を持つ人物です.

 

 

2.ナチは精神薬としてフッ素を使用できる技術を持っていなかった.

 ナチによる強制収容所の歴史は1933年から1945年にソ連軍による開放が行われるまでとされています.当時,ナチはフッ素を抗精神病薬や毒物として認識していたのでしょうか?薬品の時代的な背景から裏付けていきたいと思います.

(1)フッ素が医薬品に利用されたのは1950年代はじめのこと.

 そもそもフッ素元素が医薬品に含まれたのは1950年代の出来事であり,1953年に米国スクイブ研究所のFried,Saboらにより副腎皮質ホルモンであるコルチゾールにフッ素元素を導入したフルドロコルチゾンを合成したのが初めてでした5,6).これは抗炎症活性を高めるためにフッ素原子を導入したものであり,この事実によって戦時中にナチが抗精神病薬や毒物と認識していたことにはつながりませんし,主張する年代と時間的な開きがあることにも気づきます.

(2)抗精神病薬として使用されたのは1950年代後半のこと.

 抗精神病薬の歴史は他の医薬品に比較して浅く,1950年代半ばまで精神医学にはほとんど薬物療法は存在せず,用いられるものはアルコールやバルビツール酸,モルヒネといったものでした7).また,インスリンショック療法が開発されたのが1933年のことであり,現代の抗精神病に対する薬物療法とは程遠いものでした.

 精神疾患に対する薬物療法の基本薬であるクロルプロマジンが発見されたのは1952 年のことでした.しかし,クロルプロマジンにはフッ素は含まれていませんでした.抗精神病薬でフッ素元素を導入した代表的な薬剤にブチロフェノンがあります.ブチロフェノン系の代表は1957年にベルギーのヤンセン研究所で開発されたハロペリドール(セレネース)です.この薬剤は現在でもよく使用されています.フェノチアジンの骨格にフッ素を導入したトリフルプロマジンの登場も同時期の1957年のことです.アメリカのベスピリン・スクイブ(現マイヤーズスクイブ)によって開発されています.いずれも戦後の1950年代後半のことであり,こちらも抗精神病薬としてフッ素元素を活用できるようになるまでと,今回の主張とはだいぶ時間的な開きがあることに気づきます.

(3)脳や神経系への影響が議論され始めたのは1970年代~1980年代のこと.

 1936年に米国国立公衆衛生局のDeanらによる調査・研究結果をもとに「Dental fluorosis(歯のフッ素症)」と発表します.その後,1945年に米国やカナダの一部で水道水フロリデーションが実施されましたが,当時はエナメル質に影響を与えう蝕を減少させることは認識されていましたが,脳や神経系への影響までは議論されていませんでした.
 研究者により脳や神経系に対する水道水フロリデーションの毒性について議論され始めたのは1970年~1980年代ですので,1930年代にナチが脳や神経系へのフッ素の毒性を認識し,水道水フロリデーションに活用するのは困難であると考えます.

 

 

3.そもそも収容所に上水道は整備されていない.

 ドイツは1892年,北部の都市ハンブルグで起こったコレラの流行に端を発し,ハンブルグの水道は1965年までに全て地下水に切りかえられたほど水道への信頼が低く,国民の多くが水の安全を地下水に求めていました.そのため,終戦後も上水道の整備が遅れほとんどが地下水に頼っていました.報告では終戦後30年ほどが経過した1974年時点であっても地下水が60%,湧き水が9%,地表水は31%の利用率だったと報告8)されています.

 また,アウシュヴィッツ絶滅収容所のような収容所は,元々倉庫や馬小屋だったり,収容者によって基礎工事もされずに建築された簡易的な建物でした.収容者の居住するスペースは木製の三段ベッドに藁を敷き詰めて寝るだけの簡易的なつくりであり,上水道はおろか下水道も整備されるようなことはありませんでした.絶滅収容所ではなく映画「シンドラーのリスト」の舞台となったクラクフのプワショフ強制収容所のような施設であっても同様に,人道的な待遇は皆無であり多くの人々が殺害されたりしていました.水についても地下水を用いた可能性が高いと考えられます.もし,仮に上水道が整備されていた収容所があって水道にフッ素を混入させることが可能であったとしても,その水道を使っているのは収容者だけではなくナチ党員の看守たちも利用するはずです.毒性を認識していながら自らも使用する水道に薬物を混入することは非現実的ではないかと思います.

 もし,収容所ではなくゲットー(都市に作られたユダヤ人居住区)の水道にフッ素を混入させたという主張があったと仮定します.こちらも同様にゲットーのほとんどは上下水道が整備されておらず,上下水道が整備されていた地域であったとしても,ゲットーは有刺鉄線の鉄条網で囲まれただけの区域でしたので,その近隣にはナチ党員を含むその他の人種が居住しており,ゲットーだけを対象に水道にフッ素を混入させることは非常に困難だと考えられます.このような事情からナチが水道水にフッ素を混入させることは困難であったと考えます.

 

 

4.収容者に対し沈静化させるために薬剤を使用することはなかった.

 ゲットーからの移送中や到着後,ほとんどの人はすぐに殺害されていました.収容所やゲットーでのユダヤ人の死亡率は実に90%9)とされており,収容所とは名ばかりでほとんどの収容者は殺害もしくは何らかの理由で死亡しています.収容者の中には少なからず脱走を試みる収容者がいましたが,それが判明するとナチは何倍もの人数の収容者を飢餓刑にしていました.収容所内でレジスタンス(抵抗)活動を行った者に対しても銃殺刑をしていました.反フッ素派は収容者を沈静化させるためにフッ素を使用したと主張しますが,ナチは収容者を沈静化させるためには殺害という手段をとっており,薬剤を使用したという記録はありませんでした.

 また,不妊を目的としてフッ素を添加したという主張も見られましたが,ナチによる断種実験は生存者の証言や記録によると薬剤の静脈注射や局所注射,放射線照射により行われており10),フッ素による断種実験の記録は見つけることが出来ませんでした.

 

5.水道水にフッ素を混入したとする記録がない.

 2018年にポーランドを訪問し,さまざまな歴史資料を見て回りましたが,ナチが水道水にフッ素を混入したという内容の展示は1か所もありませんでした.また,公式な媒体でも,収容所で収容者たちに対し水道水にフッ素を混入したとする記録はありませんでした.仮にもし,その目的が人体実験であったとしても,必ず残っているはずの記録が全くないのです.

 メンゲレによる双子の実験や海水実験など,ナチによる人体実験は全貌がほぼ明らかになっており,研究者によって公表されています.ナチのどの収容所でそれは行われたのか,どのくらいの量もしくは濃度を混入したのか,その結果はどうだったのかという情報が全く見当たらないのです.水道水にフッ素を混入したと主張するWebサイトを見ても,どこにも確かな出典の明記がないのです.

 今回の記事作成のため,ポーランドのアウシュヴィッツ博物館の関係者にメールで問い合わせたところ,アウシュヴィッツ博物館は公式な見解を出していないことが判明しました.事実であれば何らかの見解を出しているはずですが,それらが一切ないことを見ると,この主張が実際に行われたか疑わしく,その可能性はやはり少ないと考えます.

 

6.米国ホロコースト博物館はこの主張を否定している.

 米国ホロコースト記念博物館 広報部長であるアンディー・ホリンジャーは「それは都市伝説です」と明確に否定しています.また,ホロコーストの医学実験を専門とする同施設の研究者パトリシア・へべラーは「戦傷からチフスまで戦場でよく見られる病気のための新薬や治療法,あるいはメンゲレの双子研究のようなナチスの人種的思想を支えるためのもっと悪名高い努力であり,マインドコントロールや歯のための実験にフッ素が使われたことはない」と否定するコメントをしています1)

 

 

7.著名な反フッ素派もこの事実を否定している.

 反フロリデーション団体Fluoride Action Networkを指揮し、最近The Case Against Fluorideという本を共著した化学者であるポール・コネットは「我々は,フロリデーション反対派がこの感情的な議論を使うのを阻止するために最善を尽くしてきた」「この主張の歴史的証拠は極めて弱い」と語っています.また,元BBC記者で反フッ素派として有名なクリストファー・ブライソンも「私はフッ化物がナチの死の収容所で使用されたことを示すいかなる文書や信頼できる情報にも出会ったことはない」と語っています1)

 

 

8.まとめ

 

(1)稚拙な陰謀論

 まるでSF小説を読んでいるかのような,このような話を「陰謀論」といいます.検索すると実に様々な話が出てきます.水道水フロリデーション関連でいうと,アメリカ軍はナチの研究を引き継ぎ,水道水フロリデーションによって敵を無力化し,国民全体を従順にする技術を探していたなどの話が出てきました.この手の話は日本だけのものではなく,アメリカそしてナチスドイツ最大の被害国であるポーランドでもその話がみられます.

 あくまで推測の域を出ないのですが,このようなナチによる陰謀論は1940年代以降,米国における反フッ素論争で多数創作された陰謀論の中の一つである可能性が高いと考えました.今回の主張もオーストラリア人であるIan Edward Stephens(イアン・エドワード・スティーブンス)による創作もしくは陰謀論の伝承の可能性が高く,信用には値しない情報と考えました.

 

(2)フッ素原子のない化学などありえない

 有機化学にとってF(フッ素)はなくてはならない原子であり,科学者はフッ素=(イコール)毒物などと考えていません.もちろん単純な化合物であるフッ化水素酸などは毒性をもつものの,フッ素を使用することによって有機化学は発展し,人類,科学は進化しているわけです.現在でもフッ素官能基の導入や誘導法の研究は盛んに行われており,今後もなくてはならない存在であることは間違いありません.

 反フッ素論者のように,フッ素化学を応用しテフロン(ポリテトラフルオロエチレン)加工されたフライパンを見て「危険だ」などと言っていたら笑われてしまいます(料理に使用するような通常の使用方法・温度で毒物を発生させるようなことは考えにくいから).全身麻酔薬はフッ素元素を導入したハロタンからセボフルランに進化し現在も用いられています.1991年~2011年の間に売り出された新薬の統計では,21年間に645種の薬が発売され,そのうち92種にフッ素原子が含まれており実に約14% が含フッ素医薬5)という報告もあります.つまりいくら反フッ素論者であってもフッ素化学を避けて生きることは困難なほど,人類にとってF(フッ素)は必要な元素になっているのです.

 

(3)「ない」ことを証明するのは困難である.しかし「ある」ことすら曖昧.

 でっちあげに尾ひれがつき,時が経過することであたかもそれが事実のようになってしまうことはよくあります.しかし,ナチがマインドコントロールを目的に水道水フロリデーションを「実施した」と証明することよりも「その事実はなかった」と証明をすることは,消極的事実の証明(いわゆる「悪魔の証明」)※2となり,その作業は非常に困難を伴います.しかしそれを主張する人々によりナチがそれらを「実施した」ことすら満足に証明できていないことから,この事実は疑わざるを得ません.

 ナチによるマインドコントロールを目的とした水道水フロリデーションの事実は,今回のさまざまな検証から反フッ素論者による創作の可能性が高く,実際にはその事実はなかった可能性が高いという結論に至っています.もちろん検証に不十分な点があることはお断りしておきます.これが消極的事実の証明の困難さであると認識しています.

 法に関する格言「Affirmanti incumbit probatio, non neganti. (証明すること(責任)は「肯定する者」にあり,否定する者にはない)」の原則に従えば,積極的事実を主張した者側にその証明責任が存在します.つまり,ナチによる水道水フロリデーションが存在したとする積極的事実を主張したいのであれば,本来はその主張を唱える者に証明責任が存在し,私のように「その事実はなかった」と主張する者に証明責任はありません.しかし同様に「Ei incumbit probation qua dicit, non qui negat(証明すること(責任)は「主張する者」にあり,否定する者にはない)」に従えば,今回のようにナチによる水道水フロリデーションが存在したとする積極的事実を主張する人がその証明をしないのであれば,ナチによる水道水フロリデーションは「なかった」とする消極的事実を主張する側にもその主張を否定する義務が生じるのだと考えています.つまり,科学的な視点からこのような陰謀論は否定されるべきであり,捻じ曲げられたことを信じ続けるのではなく,科学者として事実を証明し続けることが大切であると考えています.

 

※2 消極的事実の証明
 物や事が「存在しない」ことを証明するのは「存在する」ことを証明するよりも困難であるということ.悪魔の証明ともいわれる.「悪魔はいる」と主張するときに偶然起こったことだとかを引き合いに出して「悪魔の仕業だ,これが悪魔が存在する証拠なのだ」と主張することは容易いが「悪魔はいない」と主張することは,全ての物や出来事に対し「悪魔の仕業ではない,これが悪魔が存在しない証拠である」という証明をし続けなければならないことになります.

 

 今回は「本当にナチスの収容所では水道にフッ素を入れられたのか ~反フッ素派の主張を考察する~」をテーマに反フッ素派の主張に対し,考察してみました.皆さんはどうお考えになりましたか?CONTACTから感想を聞かせていただけたら嬉しいです.

 

参考文献

1) Becky Bowers「 Say water fluoridation started in Nazi Germany ghettos and death camps to pacify the Jews.」
  https://www.politifact.com/factchecks/2011/oct/06/critics-water-fluoridation/truth-about-fluoride-doesnt-include-nazi-myth/
  (Retrieved on January 3, 2022)

2) Ian E. Stephens FLUORIDATION: Mind Control of the Masses Nexus Magazine
  https://cdn.preterhuman.net/texts/thought_and_writing/mind_control/Project%20Freedom%20-%20Flouridation-Mind%20Control%20Of%20The%20Masses.pdf
  (Retrieved on January 3, 2022)

3) Templeton Times Fluoride History: CHARLES ELIOT PERKINS The ‘Perkins’ story: myth or reality? from fluoridationfacts.com
  http://templeton01436.blogspot.com/2014/12/fluoride-history-charles-eliot-perkins.html
  (Retrieved on January 3, 2022)

4) Google Books「The Dickinson Statement」
  https://books.google.co.jp/books/about/The_Dickinson_Statement.html?id=7Tq1ngEACAAJ&redir_esc=y
  (Retrieved on January 3, 2022)

5)井上 宗宣 構造式から眺める含フッ素医薬 ファルマシア/50 巻 (2014) 1 号

6) 独立行政法人 医薬品医療機器総合機構「フロリネフ錠」
   https://www.info.pmda.go.jp/go/interview/2/112268_2452003F1035_2_006_1F.pdf
  (Retrieved on January 3, 2022)

7) 吉村玲児 編著 抗精神病薬プラクティカルガイド 中外医学社

8)  小林 康彦 世界の水道と水(IV) 水利科学1978年 22 巻 1 号 44-52

9) National Geographic「4万2千カ所確認、ナチス収容所新調査」
  https://natgeo.nikkeibp.co.jp/nng/article/news/14/7815/
  (Retrieved on January 3, 2022)

10)BBC NEWS「Forced to take part in experiments」
  http://news.bbc.co.uk/2/hi/europe/4212061.stm
  (Retrieved on January 3, 2022)

 

 

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